ヒポクラテスの格言

皆さん初めまして。自然療法医の石川眞樹夫です。
医者になって30年以上が過ぎました。一方患者としては、0歳での嘔吐下痢症入院からはじまり今まで15回の入院生活を送っていて、うつ病で一度、薬剤性腎不全で一度、交通事故で一度、4年前には、汎発性腹膜炎で一度、合計4回死の淵から戻って来ました。そんな私が、治療に関してたどり着いた結論は、2400年ほど前にギリシャで活躍し、「医学の父」とも、「医聖」とも呼ばれたヒポクラテスが出した結論と同じでした。その内容を一番簡潔に示す一文が、ヒポクラテスの言葉として知られている「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」という言葉です。そして、その内容を深く理解すれば、「どんな病気も、食べ物で治すことが出来る」という意味で受け取ることも出来る言葉です。現にヒポクラテス自身が、「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」とも語っています。私が院長を務める札幌のクリニック光のいずみの患者さん達には、自然療法の原則を覚えて頂く目的で、以下の『ヒポクラテスの格言』を初診の前にお渡しして読んで頂いています。シンプルですが、健康の維持と疾患からの回復にあたり、ここに書かれた格言の内容ほど重要なことは無いともいえるほどです。

皆さんもぜひ三度は読んで、自然療法を学び、日々実践していくためのご参考となさって下さい。
真実はいつもシンプルで、時代に左右されないものです。
自然療法医 石川眞樹夫