万病を癒す尿療法

初めてその療法を耳にすると皆さん驚かれますが、この世の中で食養生以上に費用がかからず、万病の発生を予防し回復を促す自然療法が「尿療法」と呼ばれる治療法です。自分自身の尿を飲むあるいは塗布することで、各種疾患を予防し、治療する療法です。医者も製薬メーカーも全くもうからない治療法なのと、日本人の生活習慣と衛生観念からは、「尿は不潔」という誤解も含めて、実践するためには高いハードルのある療法ですが、その効果は絶大です。どれほどすばらしい効果があるかは、採血検査を通じた個々のエビデンスを含めて、クリニック光のいずみの外来では証明済みとさえ言える療法です。 全国の尿療法実践者は数千人に上りますが、医者でこの療法を日々の診療に取り入れている国内の医者はおそらく数名しかいません。是非この機会に皆さんにも興味をもっていただければ幸いです。
自然療法医 石川眞樹夫

飲尿療法(内用的用法)

尿療法には大きく分けて、内用的用法と外用的用法の二つがあります。内用的用法とは、文字通り何らかの形で体内に(粘膜に接するように)尿を入れる方法です。その一つである飲尿療法のしくみをご紹介します。
尿を飲む場合、眠っている間に体内で作られた有用なホルオンが多く含まれているため、朝一番の尿が良いと言われています。飲む量に決まりはありません。ご自分の体質や病状にあった飲み方を見つけて継続することが大切です。

尿健康法(外用的用法)

尿療法の外用的用法とは皮膚の上から尿をつける方法です。中には美容効果の高いものもありますので、
そのいくつかをご紹介します。

尿マッサージ

尿を体に直接擦り込みます。吹き出物から湿疹、果ては腫瘍や癌に至るまで尿マッサージは飲尿とともに尿療法においてもっとも重要な治療法だと外国の文献でも紹介されています。肩こり、腰痛、全身の痛み、首や手のマッサージ、肌の全身マッサージでは美容効果も期待できます。

足浴(足湯)

尿を入れた洗面器などに足を浸けます。水虫を始め皮膚病の治療に効果があります。カサカサの足にもツルツル効果が期待できます。

尿シップ

適当な大きさの布やガーゼ、脱脂綿などに尿を染み込ませて患部にあてます。尿を擦り込むと気持ちが悪くなる箇所や傷ができて痛い部分にはこの方法がお勧めです。火傷や怪我にも効果があります。

参考:MCL会報 1991年創刊号